辰巳芳子 ご飯と汁物―後世に伝えたい食べ物

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辰巳芳子 ご飯と汁物―後世に伝えたい食べ物

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784140333105
  • NDC分類 596
  • Cコード C2077

出版社内容情報

「いのちのスープ」で知られる95歳の著者が、日本のために思いを託す、ご飯と汁物

日本の2018年度の食料自給率はカロリーベースで約37%。先進国の中でもかなり低い。私たちは「持たざる国」に住んでいることを自覚せねばならない。しかし、米と大豆さえあればこの国は何とかやっていける。米は主食「ご飯」、大豆はみそ、しょうゆなど「汁物」の原料。
本書では、四月は胚芽米ご飯とあさりのみそ汁、五月はたけのこご飯と鶏のすっぽん仕立て、六月は梅干しご飯とえんどうのけんちん汁、十月はかやくご飯と天ぷらのみそ汁、十一月は麦ご飯ととろろ汁、三月は五目ずしとはまぐりの吸い物など、季節ごとに食べたいご飯と汁物を紹介し、その大切さを説く。
著者は、脳血栓で倒れて言語障害を伴う半身不随の父親の8年におよぶ介護を通じ、スープの重要性に気づくことになる。その代表的なスープである「玄米スープ」と「干ししいたけのスープ」も掲載している。
また、著者と親交のあるヒゲタ醤油株式会社・取締役相談役の濱口敏行氏が「しょうゆについて」を、合資会社八丁味噌(屋号カクキュー)・代表社員の早川久右衛門氏が「八丁味噌について」を寄稿し、しょうゆやみそが日本の食文化に欠かせない調味料であることを力説している。
ご飯と汁物のレシピだけでなく、米と大豆との向き合い方を考えさせる一冊である。

内容説明

95歳を過ぎてなお、日本の食を考える。

目次

第1章 四~六月(胚芽ご飯;あさりのみそ汁 ほか)
第2章 七~九月(青じそのおむすび;焼きみそ ほか)
第3章 十~十二月(かやくご飯;天ぷらのみそ汁 ほか)
第4章 一~三月(七草がゆ;ゆり根がゆ ほか)

著者等紹介

辰巳芳子[タツミヨシコ]
料理研究家、エッセイスト。1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へ提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

15
タイトルに惹かれて購入。12ヶ月の月ごと、旬の食材を使ったご飯と汁物のレシピを紹介している。和食だけでなくガスパチョやパエリアなどのレシピや、和食でも調理法の一部に西洋料理の技法を採り入れるなど95歳とは思えない柔軟さがある。かなり手間のかかる仕事が多いが、一度は試してみたくなる。2020/09/30

wiki

8
これは道を極める人の本。料理に哲学を見出す領域なので私がちょちょこっと手を出すには烏滸がましいかんじ。このひとの作る一汁三菜セットを5000円くらいで食べるランチがあるなら一度いただきたい。2021/08/28

skr-shower

6
著者作を読むといつも想う、”大事な事だから何回でも言います”という気迫。米と大豆は細々とプランターでも育てるべきかと考えてしまう…掲載お料理は、どれも美しく美味しそう。滋養のあるスープや食欲の出る消化の良いメニューは、年配者が増えるこれからはどこでも必要。玄米スープとしいたけスープは作ってみようとは思っているのだけれど。2020/09/22

Go Extreme

4
どのような生命観を持つか 米と大豆は忘れたことなし 米は主食・ご飯 大豆はみそ・しょう油など生命維持に不可欠な材料 日本人:米と大豆を失ってはならない そこを一歩退いたら世界に対して発言権を失う 自分たちの力で食べている国でないと、どんな論説であっても通用しない これからの日本:米と大豆を人口に見合っただけ常に用意 米と大豆さえあれば何とかやっていける ご先祖様が私たちに遺してくださった恵みをご飯と汁物という両輪にしていく ただ米の食べ方や汁物のつくり方を覚える<米と大豆に対し意識して現実を見つめる2020/09/03

takao

1
ふむ2020/09/25

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