内容説明
「1+1」の料理は決して「2」ではなく、「5」にも「10」にも広がるように、食材の力を知り、おいしさの引き出し方を身につけることが最も重要なのです。英語レシピ付き。
目次
野菜(菜花―菜花のおすし・菜花の酒盗あえ;筍―若竹煮・筍田楽;豌豆―実えんどうの葛ひき ほか)
魚介、肉、豆腐(鯛―白汁鯛王・鯛の煮つけ・花鯛の香煮;鮎―鮎の青竹焼き;鮪―漬け鮪の薬味あえ・鮪の昆布じめ ほか)
料理の心得(出汁が基本;調味料―使い分けと選び方;薬味―四季折々の香りを添える ほか)
Cooking recipes in English
著者等紹介
松本栄文[マツモトサカフミ]
茶寮「花冠」主人。東京農業大学卒業、作家、食品学者。一般財団法人清櫻堂書院理事長、一般社団法人国際教養振興協会理事の他、内閣府・農林水産省有識者委員を歴任。全国各地で「日本文化を愛でる会」を主宰し日本の伝承・伝統文化の普及に努める。著書『SUKIYAKI』では料理本アカデミー賞と称される「グルマン世界料理本大賞2013」世界No.1グランプリを受賞。『日本料理と天皇』では、同大賞2015最高位「殿堂」、および「創設最高賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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る
2
皮付きで食べるにんじんの丸焼き、いったいどんな香りなんだろう、、、美味しそう! 素材の持ち味を活かした素朴な料理の数々に心躍ります。2025/05/18
skr-shower
2
こだわりがギュッと詰まって溢れています。この扱いをしてもらったら、食材も美味しくなってくれるような気がする。2022/06/29
高橋直也
2
図書館の本。いわゆる、レシピ本ですが、使っている器が素敵ですし、写真が美しくてほれぼれします。レシピは簡単に書かれているので、慣れていないとわからないかも。例えばかぼちゃは種とワタを除いて・・・面取りをする。仕上がりが目に浮かびますか?家庭料理ですから面取りまでいらないかなと思いますが。いかがでしょうか。 そういいながら、面取りをしてしまう自分も不思議です。2020/10/25
RYU
2
料理は食材が9割、技が1割。そんなもんでいい。食材の美味しさを最大限引き出す。2020/05/03
batakoclone
1
和食の基礎を食材ベースで教えてくれる本。グルマン世界料理本日本料理部門大賞らしい2023/08/15