内容説明
この本は2006年10月から2007年3月まで「NHK将棋の時間」で放送した講座をまとめたものです。番組のときと同じように、序盤・中盤・終盤に分けて解説しています。初手から始まって、玉の囲いや定跡など、将棋の基本が順を追って学習できるようになっています。
目次
序盤編(初形からの自然な手と不自然な手;玉の囲いは不可欠;序盤の飛車・角の使い方;序盤の銀・桂の使い方)
中盤編(取る逃げる打つ;足し算の攻め・数の攻め;飛車の自然な使い方;角の自然な使い方;銀の自然な使い方;金・桂・香の自然な使い方;歩を使った受け方;歩そ使った攻め方;歩のいろいろな使い方;と金をつくろう)
終盤編(飛車・角の自然な使い方;金の自然な使い方;桂・香の自然な使い方;銀の自然な使い方;囲いの崩し方;詰めろと必至)
著者等紹介
中井広恵[ナカイヒロエ]
1969年6月生まれ、北海道稚内市出身。(故)佐瀬勇次名誉九段門下・2級でデビュー。2002年、六段。獲得タイトルは女流名人位9期(クイーン名人)、女流王将4期、女流王位3期、倉敷藤花3期の合計19期。日本女子プロ将棋協会(LPSA)代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさこ
10
まだ読みこなせてはいないけれど、なんとか読んだ・・・「玉」を守るか攻めるかどちらかにしか神経が行き届かないので、誰か手ほどきを願いたいものです。2015/06/07
とりもり
0
主に駒の手筋を解説した本。初級者を対象にしており、全体に難易度は低め。類書も多い中、敢えてこの本でなくてもいいかなという感じ。但し、と金の入り方一つで飛車先が重くなる(飛車先が軽くなるように指す)という感覚は参考になった。★★★☆☆2012/12/18
くろ
0
ルールは覚えたけど、どう指すべきか分からないという初級者向け。序盤中盤終盤に分けて、駒の手筋や手筋や方針の立て方を学べる。2019/05/02