内容説明
古代史家・古田武彦は、『「邪馬台国」はなかった』で何を訴えたのか。本書では、古代史を勉強する現代の青年がタイムマシンで『三国志』著者である陳寿に会いに行くという形をとって、古代史学のエッセンスを、初めての人にも分かりやすく紹介する。古田武彦による倭人伝読み下し付き。
目次
1 疑問だらけの「邪馬台国」
秋田君、西晋の洛陽にワープ!
3 「三国志」の「里程」について
4 俾弥呼と鏡
5 倭女王・俾弥呼と魏との交流
6 俾弥呼の墓
7 陳寿小伝
8 秋田君の帰還
著者等紹介
福與篤[フクヨアツシ]
1942年東京都杉並区生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了後、東京都公立学校事務職員として小中学校に40年間勤務。「古田武彦と古代史を研究する会」「日本野鳥の会」会員
古田武彦[フルタタケヒコ]
1926年福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部日本思想史科に学ぶ。長野県松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立洛陽高校教諭、龍谷大学講師を経て、1984~96年昭和薬科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyena_no_papa
2
読み始めて暫くはツッコミどころをツイートしたが、だんだんアホらしくなってきた。「あとがき」を読むと、どうやら著者が反・古田説の本など読んでいないだろうことが窺える。古田氏の本を下敷きにしたものだから、この本の問題点の由来も当然古田氏の著作に帰す。著者の年齢からして恐らく子や孫もいらっしゃるのだろう。著者は子や孫に日本古代史の「真実」は古田説にあり!と説いて聞かせてきたのだろうか?それなら著者自身は立派だが子供は悲惨だ。兎に角著者には生きているうちに〝外界〟を見聞することを薦めたい。2020/12/10
tetsu
0
古田説を分かりやすく、説得力のある漫画です。2012/05/09
majiro
0
もっと知りたいという気持ちにさせてくれた一冊。2012/08/04
uso800
0
よくわからない2012/03/18