内容説明
本書では、打ち込んでいったり相手の模様に入っていったりした「弱い立場」の打ち方、「サバキ」を中心に解説。２００１年１０月から２００２年３月までの半年間「ＮＨＫ囲碁の時間」で放送したものを、さらにわかりやすくまとめたもの。
目次
１章 サバキとは
２章 消しと打ち込みに強くなる
３章 積極的な打ち込みと荒らし
４章 捨て石と凝り形の活用法
５章 捨て石で凝らせる
６章 隅のサバキ
著者等紹介
片岡聡［カタオカサトシ］
１９５８年８月生まれ。千葉県松戸市出身。榊原章二九段門下。１９７２年入段、１９８８年九段。１９７７、１９７８年留園杯連続優勝。１９８２年新人王戦優勝。第８期天元位獲得。１９９０年鶴聖戦優勝、１９９８年早碁選手権戦優勝。本因坊リーグ１１回、名人戦リーグ６回
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感想・レビュー
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添川
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素晴らしい本！実戦でも試します。棋風に幅が出来そう。テーマ図がよくできる形ながら、正解までに失敗図が多数作られ、また正解の1手以降も失敗図が豊富に掲載されている点が素晴らしい。囲碁の棋書では失敗図が足りなさすぎて、実戦でも自分のまずい手を相手が咎められずそのまま進行してしまうために、自分の手が悪手かどうか分からない時が多数ある。本書はその、「自分の考えや発想がどうしてうまく行かないのか」が分かる。素晴らしい本（大事なことなので2回言いました）。2013/10/12
