内容説明
古代神話と新プラトン主義の寓意に満ちたボッティチェリの描く甘美で魅惑的なヴィーナスやニンフの世界、写実を極め当時の市民たちの風俗を生き生きと描き出したギルランダイオ、幻想性豊かな世界を描くフィリッピーノ・リッピ、ピエロ・ディ・コジモを紹介する。
目次
1 フィレンツェの盛衰とともに(「新しきアテナイ」の花形画家ボッティチェリ;絶頂期「春」と「ヴィーナスの誕生」)
2 世紀末の華麗と幻想(宗教的風俗画家ギルランダイオ;反ルネサンス的幻想の世界フィリッピーノ・リッピ;ルネサンスの奇人画家ピエロ・ディ・コジモ)




