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出版社内容情報
新作を出版し頭角を現す蔦重。耕書堂は人気となり、蔦重は歌麿と本づくりを始める
江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」を完全小説化。
蔦重こと蔦屋重三郎の営む本屋・耕書堂は、青本の新作を刊行し、徐々に名前を知られつつあった。そんな折、借金で首が回らない武士たちの窮状を解決すべく、老中・田沼意次は当道座・検校らを捕縛し、資産を没収する強硬手段に出る。幼馴染の花魁・瀬川の身請け人である鳥山検校にも奉行所の手が伸びる。瀬川も捕縛されるが釈放。離縁された瀬川は、蔦重と二人で店を切り盛りする夢を見る。一方、意次の命で、徳川家基の急死の原因を調べていた平賀源内は、鷹狩の手袋が鍵を握っていることを突き止める。しかしその手袋を手配したのはなんと意次だった。商売の手を広げる蔦重は、ある人物と出会い、歌麿と名づけて手伝わせるのだった。
内容説明
新作を出版し頭角を現す蔦重。蔦重はある人物に歌麿と名づけ…。次々と話題の青本を出版し、板元として名前を知られるようになった蔦重は、新企画を練っている時に見覚えのある画風の絵に目がとまる。一方、借金で苦しむ武士たちの救済として、田沼意次らは検校から資産を没収。検校は瀬川を自由の身にする。蔦重と瀬川は二人で書肆(書店)を営む夢を見るが…。
著者等紹介
森下佳子[モリシタヨシコ]
1971年生まれ、大阪府出身。2000年、「平成夫婦茶碗~ドケチの花道~」で脚本家デビュー。NHKでは、連続テレビ小説「ごちそうさん」(第32回向田邦子賞)など。大河ドラマは「おんな城主直虎」に続き二作目。第22回橋田賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。