内容説明
空海を「弘法大師」として世に送り出した真言宗中興の人、観賢の真意と熱望を描く著者会心の力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころも
4
てっきり空海さんが主人公の物語かと思っていたら、空海さんがお亡くなりになったあと、幾世代を経て真言宗の同行二人の教えにたどり着くまでのお話だった。時に意地の悪い権力闘争に巻き込まれたり、決して平坦な道ではなかったのだなぁ。南無大師遍照金剛。私もその名を呼ばせてもらおう。そして登場人物がおおむねお坊さんなわけだが、それぞれ個性があって興味深かった。2018/12/14
Azisai03
0
空海が没して55年、残された弟子たちが空海への大師号の授与に奔走する。弘法大師が大師の代名詞なっているにも関わらず、死後86年後に謚号が送られていた。 2020/10/27
Azisai03
0
空海が没して55年、残された弟子たちが空海への大師号の授与に奔走する。弘法大師が大師の代名詞なっているにも関わらず、死後86年後に謚号が送られていた。 2020/10/27
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