感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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7
「この子らを世の光に」2021/09/11
くまくま
7
日本における障害者福祉、教育の父と言われる糸賀一雄。大学時代に名前と「この子らを世の光に」という言葉は聞いたことがあるが、彼の熱い思い、戦いに触れることができた。現在では整いつつある障害者福祉であるが、戦後すぐに手の入りにくい分野を拓いた彼の功績の大きさは計り知れない。2019/10/16
Takao
3
1968年2月10日発行(2018年8月5日、第88刷)。社会福祉や保育士の勉強をしていると必ず出てくる糸賀一雄。「歴史上の人物」だと思っていたが、先日読んでいた後藤道夫他著『格差社会とたたかう』青木書店の中に参考文献としてあげられていて、現在でも入手可能な糸賀の著書ということで求めた。発行は51年前、なんと88刷というロングセラー。用語などは歴史を感じさせるものもあったが、「障害者福祉の父」と呼ばれる著者の格闘の一端を知ることができた。「近江学園」「びわこ学園」という年表の記事の背景を知ることができた。2019/08/05
YASU
2
何年に一度か,この書に目を通す.まったく古くない.いまなお知的障害者福祉の方向性を示し続ける.逆にいえば,そんな日本の障害者支援の遅れが残念でもある.2020/08/01
スミレ雲
2
ちょっと難。福祉は、よい方向に社会が向かうためのもの。それは、制度であり、技術である。それらを支える根本は、自由、平等、友愛なのかな。こどもにとっては、生活と発達の保障かな。2015/02/24