日本の近代小説 〈1〉 - 作品論の現在

日本の近代小説 〈1〉 - 作品論の現在

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  • サイズ B6判/ページ数 267p
  • 商品コード 9784130830164
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

出版社内容情報

明治・大正・昭和の文学史を飾る数々の名作について精しい“読み”の実践をまとめる.作家論ではなく作品から出発して,独立した作品の論理を明らかにする全36篇.執筆は吉田〓生(ヒロオ)・鳥居邦朗・前田愛・野山嘉正・渡部芳紀・羽鳥徹也・柘植光彦・石丸晶子ほか.〈目次〉当世書生気質,浮雲,舞姫,にごりえ,不如帰,吾輩は猫である,和解,或る女,田園の憂鬱,伸子,銀河鉄道の夜,玄鶴山房ほか.

内容説明

最新の作品論集成。漱石・鴎外など16篇―作品論で綴る近代小説史。前田愛ほか中堅・気鋭の研究者による全篇書下し!

目次

当世書生気質―坪内逍遙(山田有策)
浮雲―二葉亭四迷(高田知波)
舞姫―森鴎外(助川徳是)
三人妻―尾崎紅葉(前田愛)
にごりえ―樋口一葉(石丸晶子)
不如帰―徳冨蘆花(滝藤満義)
高野聖―泉鏡花(松原康子)
吾輩は猫である―夏目漱石(大野淳一)
和解―志賀直哉(西垣勤)
或る女―有島武郎(田中栄一)
幼年時代―室生犀星(宮沢賢治)
蔵の中―宇野浩二(野山嘉正)
田園の憂鬱―佐藤春夫(林広親)
伸子―宮本百合子(吉川豊子)
銀河鉄道の夜―宮沢賢治(大塚常樹)
玄鶴山房―芥川龍之介(鈴木秀子)

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