水資源対策としての森林管理―大規模モニタリングデータからの提言

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水資源対策としての森林管理―大規模モニタリングデータからの提言

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130711074
  • NDC分類 656.5
  • Cコード C3061

出版社内容情報

荒廃した人工林を管理することで、水資源効率の最大化を目指したプロジェクトの集大成。全国5カ所の人工林での長期観測や人工降雨実験により、強度間伐による森林管理は、流量増加や河川環境の改善にも通じることが明らかとなった。安定した水資源の供給に向けて、森林管理と水資源管理の統合化を提言する。

目次

1章 森林と水資源・水循環(森林における水の流れと水資源;日本の人工林の現状と問題点 ほか)
2章 強度間伐によって水循環はどう変化するか(流域全体の水循環を観測するには;強度間伐による水循環の変化 ほか)
3章 森林管理による水資源変動モデル(密度管理による遮断量と蒸散量の変化;林床面蒸発散量の評価モデル ほか)
4章 水資源対策としての森林管理―その具体的方策と実現可能性(森林管理による水資源の安定供給レベル向上は可能か;水資源利用効率化に向けた過密人工林の管理 ほか)
5章 持続可能な水資源管理に向けて(森林管理と水資源の実地調査の重要性;新たな知見 ほか)

著者等紹介

恩田裕一[オンダユウイチ]
1962年生まれ。現在、筑波大学生命環境系教授、アイソトープ環境動態研究センターセンター長、理学博士。専門は水文地形学・環境放射能学

五味高志[ゴミタカシ]
1969年生まれ。現在、東京農工大学大学院農学研究院教授、Ph.D.専門は砂防学・流域資源管理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。