内容説明
IPCCの成果や国際的な合意形成に注目しながら、低炭素社会実現のためのビジョンや気候変動への適応戦略を提示。気候モデル、環境税、低炭素都市づくりなど、さまざまな具体例を紹介する。
目次
序章 20世紀はどんな時代であったか、21世紀はどんな時代になるのか?
第1章 気候変動とIPCC―国際的観点で評価する
第2章 気候変動と気候モデル―過去から未来を予測する
第3章 気候変動問題をめぐる政治・経済・社会―持続可能な低炭素社会へ
第4章 気候変動への適応―対応戦略を提案する
第5章 低炭素社会実現への道筋―日本のビジョンを示す
第6章 低炭素都市づくり―新たな都市計画の構築
終章 明日に向かって
著者等紹介
小宮山宏[コミヤマヒロシ]
1944年東京都に生まれる。1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、株式会社三菱総合研究所理事長、一般財団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム理事長、東京大学総長顧問、工学博士
武内和彦[タケウチカズヒコ]
1951年和歌山県に生まれる。1976年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構副機構長、国際連合大学副学長、農学博士
住明正[スミアキマサ]
1948年岐阜県に生まれる。1973年東京大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター、理学博士
花木啓祐[ハナキケイスケ]
1952年兵庫県に生まれる。1980年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構兼任教授、工学博士
三村信男[ミムラノブオ]
1949年広島県に生まれる。1979年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター教授、茨城大学地球変動適応科学研究機関長、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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