パターン形成とダイナミクス

パターン形成とダイナミクス

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130640947
  • NDC分類 415.5
  • Cコード C3341

出版社内容情報

スポット,リング波,進行パルス――反応と拡散のバランスによって生み出される,複雑な時空間パターン.チューリングが示した拡散理論から最新の研究成果までを紹介.数学理論と数値計算法を組み合わせ,非線形・非平衡現象を解明する.

内容説明

スポット、リング、パルス―時空パターンの宝庫、反応拡散方程式数学理論と数値シミュレーションが現象の仕組みを明らかにする。

目次

第1章 反応拡散方程式への誘い(反応拡散方程式系;双安定反応拡散方程式 ほか)
第2章 自己触媒系に現れる自己複製パターンと時空カオス(遷移パターンとは?;自己複製パターン ほか)
第3章 発熱反応拡散系に現れる時空パターン(発熱反応モデル;リングの拡大速度 ほか)
第4章 縮約理論(パルス状局在解の相互作用;相互作用方程式の導出 ほか)

著者等紹介

三村昌泰[ミムラマサヤス]
1941年生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。明治大学理工学部数学科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サンセット

3
反応拡散方程式(チューリングパターン)の最近の状況が知れるかも。具体的にどんなパラメータの値で、どんな模様が出来るか書かれてるのも興味深い。生物の機構解明や、工学的な応用にちゃんと繋がるかは、まだ未知数? あと「特異点の問題」って聞くと宇宙論の話を思い浮かべるけど、爆発の瞬間とか不連続な現象は大抵、特異点の問題が付きまとうらしい。そう言われりゃそうか。地震発生の瞬間のプレートの応力解析とかも多分そうなんだろう。2015/12/11

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