出版社内容情報
外来種マングース根絶宣言--奄美大島にハブ対策のため導入されたマングースはどのようにして根絶に成功したのか? 導入から根絶までの過程を丹念にたどりながら、ひとつの島を守ること、そして生態系を守るとはどういうことかを描いた動物・島・人間の物語。
【目次】
はじめに
第1章 「ハブとマングース」の代償
1 「死の森」金作原原生林/2 奄美大島の動物たち/3 マングースが導入された経緯
第2章 マングースが引き起こす甚大なインパクト
1 マングース研究との出会い/2 マングースのインパクト研究/3 なぜマングースのインパクトは強いのか?/4 マングースはハブを減らせたのか?
第3章 マングース対策前夜
1 大規模森林伐採の時代――マングース導入以前/2 逆風の中で/3 なぜここにマングースが?――阿部愼太郎と奄美哺乳類研究会/4 救世主から害獣へ
第4章 マングース対策実現
1 マングース対策とはなにか?/2 農作物被害対策としてのマングース対策のスタート/3 国の事業の開始と奇跡の人事/4 根絶までのブレイクスルー/5 ついにそのときを迎える
第5章 衰退から回復へ
1 マングース駆除の劇的な効果/2 マングースを減らせても回復が見られない地域/3 回復傾向の高止まり
第6章 なぜマングース対策は成功したのか?
1 外来種対策の原則/2 失敗フェーズと成功フェーズ/3 成功の原動力
第7章 マングース根絶の意義
1 生態系の回復/2 “悲劇”を終わらせたこと/3 世界のモデル
第8章 ひとつの島を守るということ
おわりに/引用文献



