出版社内容情報
認知科学などと融合した学際的な視点から、社会の価値観に即した現代のものづくりの理論と方法のセオリーを体系的に紹介する。
技術が高度化し,ものがあふれる現代に必要とされる工学のデザインとは.社会の感性や価値観,問題意識に整合するこれからのものづくりについて,認知科学や知識科学などと融合した学際的な視点から,具体的な方法論を紹介,解説する.
序 章 創造デザイン工学とは
第?部 デザインの動機
第1章 デザインの動機とデザインサイクルモデル
第2章 デザインの動機の様相――内的動機と外的動機のひとつの姿
第II部 概念生成の理論と方法論
第3章 メタファによる方法――概念生成の理論と方法論(その1)
第4章 合成による方法――概念生成の理論と方法論(その2)
第5章 主題的関係を用いる方法――概念生成の理論と方法論(その3)
第6章 アブダクションと概念生成
第7章 概念生成の基本原理
第III部 概念設計の理論と方法論
第8章 概念設計の方法論
第9章 概念設計の基本原理
第IV部 デザイン能力と社会性
第10章 創造的デザイン思考のための能力とその伝達
第11章 プロダクトのデザインから技術のデザインへ
終 章 創造デザイン工学の意味
【著者紹介】
田浦 俊春
田浦俊春:神戸大学大学院工学研究科教授
内容説明
デザインを生み出す理論/デザインを具体化する技法。認知科学などと融合した学際的な視点をもとに、現代社会に求められるものづくりについて体系化。具体的事例や演習となる課題も豊富な教科書。
目次
創造デザイン工学とは
第1部 デザインの動機(デザインの動機とデザインサイクルモデル;デザインの動機の様相―内的動機と外的動機のひとつの姿)
第2部 概念生成の理論と方法論(メタファによる方法―概念生成の理論と方法論;合成による方法―概念生成の理論と方法論(その2)
主題的関係を用いる方法―概念生成の理論と方法論(その2)
アブダクションと概念生成
概念生成の基本原理)
第3部 概念設計の理論と方法論(概念設計の方法論;概念設計の基本原理)
第4部 デザインの能力と社会性(創造的デザイン思考のための能力とその伝達;プロダクトのデザインから技術のデザインへ;創造デザイン工学の意味)
著者等紹介
田浦俊春[タウラトシハル]
1954年生まれる。1977年東京大学工学部精密機械工学科卒業。1979年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了、新日本製鐵株式会社入社。1991年博士(工学)(東京大学)。1992年東京大学工学部助教授。1993年東京大学人工物工学研究センター助教授。1999年神戸大学大学院自然科学研究科教授。現在、神戸大学自然科学系先端融合研究環長、同重点研究部長、教授(工学研究科機械工学専攻教授兼務)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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