出版社内容情報
日本土木学会出版文化賞を受賞した定番の教科書『河川工学』の改訂版。河川をめぐる課題に応え、現場で活きる技術が身につく。
内容説明
『河川工学』(土木学会出版文化賞受賞)を改訂。わかりやすい語り口で、現場で活きる技術が身につく。環境や生態系に配慮する観点を強化し、住民参加などの課題にも対応。
目次
第1章 河川とその工学
第2章 河川の調査
第3章 河川現象とその解析
第4章 治水
第5章 水資源の開発と保全
第6章 河川環境
第7章 河川構造物
第8章 流域管理と森林
第9章 河川文化―河川技術者と住民
付録
著者等紹介
高橋裕[タカハシユタカ]
1927年静岡県に生れる。1950年東京大学第二工学部土木工学科卒業。1968~87年東京大学工学部教授。1987~98年芝浦工業大学工学部教授。現在、東京大学名誉教授、国際連合大学上席学術顧問、工学博士。著書『河川工学』で、土木学会出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海
1
数学的な部分は読み流したが、それでも面白い。河川構造物と河川環境がもちろん主題で、説明は詳細である。地形的な面はあんまり書いてない(当たり前)が、興味が湧いたのでそういう方面の本を探してみることにする。2022/06/15
hina
0
心がしんどくなりかけたら第四章を読む。
TK
0
河川工学を概観するには良書。2009/04/23
YN
0
河川工学の学部レベルの教科書。河川とその工学、河川の調査、河川現象とその解析、治水、水資源の開発保全、河川環境、河川構造物、流域管理と森林、河川文化の全9章からなる。工学の面のみならず、それを取り巻く社会、文化まで目線を向ける。川といかに付き合っていくか、を考える一助に。水文学については凡そ知っている前提のため、その分野は別途学ぶ必要がありそう。2020/11/15
-
- 和書
- トンネルの向こう