人間の本質にせまる科学―自然人類学の挑戦

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人間の本質にせまる科学―自然人類学の挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130622288
  • NDC分類 469
  • Cコード C3045

出版社内容情報

人間とは何か?――先史時代から未来まで,ゲノムレベルから地球生態系まで,悠久にして広大なテーマを扱う自然人類学.本書は,東京大学で開講されている人気講義をもとに,研究の最前線を臨場感あふれる文章で解説.読者を,心躍る世界へ誘う.

内容説明

われわれ人間とは何者なのか?先史時代から未来へ、そして、ゲノムレベルから地球生態系へ―悠久にして広大な自然人類学の世界。進化をはじめ、ゲノム科学や考古学、身体機能や言語など、文化をもつ生物「人間」の謎にせまる。東京大学の人気講義を書籍化。

目次

1 人類進化の歩み(ヒト以外の霊長類の行動と社会―ヒトを相対化する;猿人とはどんな人類だったのか?―最古の人類;ホモ属の「繁栄」―人類史の視点から;旧人ネアンデルタールの盛衰―現生人類との交代劇)
2 ヒトのゲノム科学(アジア人・日本人の遺伝的多様性―ゲノム情報から推定するヒトの移住と混血の過程;全ゲノムシークエンスによる人類遺伝学―ヒトゲノムの変異と多様性;自然選択によるヒトの進化―形質多様性と遺伝的多様性;縄文人のゲノム解読―古代ゲノム学による人類の進化)
3 生きているヒト(ヒトはなぜ直立二足歩行を獲得したのか―身体構造と運動機能の進化;なぜヒトは多様な色覚をもつのか―霊長類の色覚由来から考える;ヒトの環境適応能―生理的適応現象とその多様性;生存にかかわる腸内細菌―ホモ・サピエンスの適応能)
4 文化と人間―文理の境界領域(言語の起源と進化―その特殊性と進化の背景;考古学と自然人類学―縄文時代・弥生時代の生業を考える;人種と人種差別―文化人類学と自然人類学の対話から)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

7
人間とはなにかを考察する入口を与える大学教養課程の教科書。ゆえに基礎知識の要求レベルが低く丁寧に記述されている。多様な視点に立つ事を重視しているようで、ひとつひとつのボリュームは少な目。物足りなく感じる事もあるが、脳への負荷は軽い。薄く広く色々なテーマに飛び移るように読み進める事が出来るので飽きる事はない。随所に気の利いた内容をテーマにしたコラムが差し込まれているのも好印象。こんなに出来の良い教科書に出会える学生が羨まししい。一方で自分を振り返ると、良い環境を散々無駄にしてきた過去が恥ずかしい気持ち。2021/11/19

くらーく

1
人種差別は、文化人類学か。常々、人種差別という言葉が不思議であったのだわ。肌の色が違っても、みんなホモ・サピエンスという人種なのになあ、と。文化と言っても、500年も経っていないのでしょ。20万年程の歴史があるのにね。まあ、そんな事を言っても、差別がある社会は現実にあるのだろうし(未体験なので、あやふやな言い方になる)。 本書のような本を読んで、より深く知りたい分野の詳細をさらに、という風にはならなくて、ふーん、そうか?と思って読了。知れば知るほど、分からなくなるなあ。本当に猿人、原人って進んだのかねえ?2025/06/21

Go Extreme

1
人類進化の歩み:ヒト以外の霊長類の行動と社会 猿人とはどんな人類だったのか ホモ属の「繁栄」 旧人ネアンデルタールの盛衰 ヒトのゲノム科学:アジア人・日本人の遺伝的多様性 全ゲノムシークエンスによる人類遺伝学 自然選択によるヒトの進化 縄文人のゲノム解読 生きているヒト:ヒトはなぜ直立二足歩行を獲得したのか なぜヒトは多様な色覚をもつのか ヒトの環境適応能 生存にかかわる腸内細菌 文化と人間ー文理の境界領域:言語の起源と進化 考古学と自然人類学 人種と人種差別2021/04/25

qls

0
4.52024/07/24

コバ

0
人間とは何かという問いに対し、哲学的な観点からアプローチする本は数多くあれど、この本はどちらかというと科学的な観点からアプローチしている。 人間がサルからどのように分かれ進化してきたのか、ゲノムから見たヒトの多様性、二足歩行や色覚、暑さ寒さへの順化、そして言語の獲得や人種など、人間を語る上で欠かせないトピックについて専門家たちがわかりやすく書いている。 この本に書かれているような人間の本質、長い歴史を経て獲得してきた特質を理解した上で、現代の大きな変化に冷静に対応していきたい。2022/10/16

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