重化学工業都市の構造分析

重化学工業都市の構造分析

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  • サイズ A5判/ページ数 969p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130560313
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C3036

出版社内容情報

京浜工業地帯の100万都市=川崎市を対象とする総合的な実証研究.重化学工業都市としての構造的特質と現局面,労働の態様,地域社会の社会構造,住民生活の諸問題,行財政の分析を通してその実態を浮彫りにし,今日の巨大都市の転換の様相を明確に捉える.

内容説明

川崎市を対象に、重化学工業中心からハイテク産業都市へ―大きく転換しつつある100万都市のあらゆる実態を、社会科学の多彩なアプローチで分析する都市研究の大冊。

目次

序章 戦後日本の経済=社会と重化学工業都市
第1部 川崎市重化学工業の構造的特質と現局面(産業構造―その編制と矛盾;“産業構造転換”の意味;重化学工業地帯の「再編」と都市の「再生」)
第2部 重化学工業集積・集中の労働力編成と労働者状態(川崎重化学工業における労働力編成と能力形成;川崎労働者の労働生活と労働条件;川崎労働者の欲求構造と主体形成)
第3部 重化学工業都市としての社会構造(市域の住民構成と地域編成;住民諸階層の構成と階級関係;居住組織と住民の利害団体)
第4部 生活阻害の実相と住民主体の形成(市民生活における生活阻害の存在形態とその実相;生活阻害の実態;住民の主体形成と市民意識)
第5部 重化学工業都市の行・財政問題と住民自治(市政の基本性格と行・財政構造;「工都」川崎の政治過程と住民自治)

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