出版社内容情報
“学校五日制”時代、「地域の教育力」に大きな期待がかけられている。学校の補完ではなく、地域社会を大人と子どもの共同によって、生活文化を創造する重層的なネットワークとして再生させる可能性をさぐる。学校の教師、保護者、NPO・NGO関係者必読の書。
内容説明
いま、大人たちは子どもとどう向き合うか。子育て困難から共同の子育てへ、学校と地域社会の協働へ大人と子どもが共同し参画する新しい地域社会を構想する。
目次
序章 子どもが育つ地域社会
1章 子育て困難から共同の子育てへ
2章 地域の教育力をどうとらえなおすか
3章 地域社会における子どもの居場所づくり
4章 子どもNPOと地域ネットワーク
5章 学校と地域社会の協働
6章 地域教育計画と住民の参加
著者等紹介
佐藤一子[サトウカツコ]
1944年東京に生れる。1974年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。埼玉大学講師、助教授、教授を経て現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は社会教育学・地域文化論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。