出版社内容情報
ダニエル・ベル,セルズニック,コーザーら,その多くがユダヤ系移民の子弟として生まれ,自らの疎外感と理想の追求から社会変革,社会主義運動に挺身し,やがては思想の転換を余儀なくされていく知識人たちの栄光と苦悩.
目次
序論 問題の設定
1章 「ニューヨーク知識人」問題の構造と前提
2章 トロツキズムとともに―「ワーカーズ・パーティ」の成立と展開
3章 フィリップ・セルズニックの世界
4章 ルイス・コーザー―亡命知識人の理論と実践
5章 メンシェヴィキから脱‐産業社会のプラグマティストへ
6章 イデオロギーの終焉論から産業社会論へ
結論