社会保障研究シリーズ
社会保障と世代・公正

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130511162
  • NDC分類 364
  • Cコード C3036

出版社内容情報

社会保障は,世代間公平に配慮すべきか.本書は,この問題を特に公正という観点から多角的にとらえようとしたものである.社会保障全般および社会保障改革の視点から問題の所在を明らかにし,具体的な制度を対象として,理論的・実証的検討を試みるものである.

内容説明

本書は、国立社会保障・人口問題研究所が平均8年‐10年度の3年間にかけて実施した研究プロジェクト「社会保障の費用負担と世代間の公平性に関する研究」の成果を取りまとめたものである。

目次

第1部 問題の所在(福祉国家の様相―社会保障システムの差異と世代間所得分配;年金改革と世代間公平;社会保障制度における世代間公平論と民営化を含んだ制度改革;世代間公平性をどう考えるか―公的年金を例にして;個人の自立と社会保障)
第2部 理論と実践(公的年金制度と世代間移転;医療保障と世代間移転;世代間移転、経済成長と資産課税;公的介護保険における世代間移転の問題;女性就業決定への世代効果―母親の社会的地位の影響を通して)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

panda2021

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もうちょっと議論を深めていったり、対立する考えの教授同士の討論パートがあってもいいのではないか? 麻生良文先生のパートが非常によい。二重の負担問題については、独身や毒親など、私的扶養の世界では捨てられる人が低額で制度に乗っていることが不公平の問題だと思う。また金利の世界的な意味での割引率よりも、一般人の有用性という意味での割引率はかなり大きいので、若いときにお金をあげて、高齢になったら切り捨てる方式のほうが人生の全体での幸福を増やせると思う2023/04/03

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