文春文庫<br> 十津川警部 京都から愛をこめて

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文春文庫
十津川警部 京都から愛をこめて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167454449
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

テレビ番組で紹介された「小野篁の予言」。放映されたのち、京都では次々と怪事件が起きる。十津川が挑む「京都1200年」の怨念!

京都で起きる怪事件。その陰に小野篁の予言の書があった!

テレビ番組で紹介された「小野篁の予言」。放映されたのち、京都では次々と怪事件が起きる。十津川が挑む「京都1200年」の怨念!

内容説明

平安時代に活躍した小野篁。現世と霊界とを自由に行き来したという彼の予言書には京都に災いが起こると記されていた。その予言書の持ち主が十津川を訪れ、忌まわしい来歴について語り調査を依頼すると、行方を絶った。京都で次々と起こる怪事件。予言書との関連は何か?悲劇をくい止めるべく、十津川は京都へ向かった!

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に長谷川伸賞を受けている。トラベル・ミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かたばみの花

12
京都に泊まる時、ちょっと怖いなあ、なんて思ってしまいました。2013/12/22

タカシ

5
これで事件解決?という疑問が残る形の作品でした。推理する部分がほとんどなくて。ただ、犯人グループに遊ばれてる感じが強く感じました。物語のメインの設定は良かったのにちょっと残念でした。2013/12/16

織田麻里

3
小野篁の予言書。百人委員会を名乗る謎のテロ?集団と、迎え撃つ安倍晴明の子孫と小野篁の子孫。オカルト的なお話で、狂言回しとして十津川警部がいたのでしょうが、全く活躍せず。また、個別の殺人事件やら失踪についての解答がないので、不完全燃焼。どうしたかったんでしょうか。今年初読みがこれとは…1年間どうなるか不安です。2014/01/03

bassman_tubacca

0
○○サスペンス、○○ワイド劇場的な感じは否めないなぁ。 話の内容は、現実と非現実の境目がよくわからなかった。 正直なところ、事件が解決したのかどうかもはっきりしないんだが・・・。 話の本筋よりも歴史の話の方が多く、学生時代は日本史があまり好きではなかったので、読むのがちょっとしんどかったな。(^^;)2016/10/17

小浜 百

0
小野篁や安倍晴明など、京都に住んでいると身近に感じる歴史上の人物が多く登場し、臨場感があった。ミステリとしては弱いかもしれないけれど、京都を舞台にした小説としては読んでいて面白いし、この本に出てきたところを巡ってみても楽しいと思います。2014/03/07

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