出版社内容情報
バーチャルリアリティ(VR)は、疑似体験だけでなく、メタバース(仮想空間)へとその技術を進化させている。新しいサービス空間が創出されている今、サービス産業はVRをどのように活用できるのか、またどのようなVRがサービス産業に必要とされているのかを考察する。?? ?
目次
序章 見えてきた社会の潮流とVR―コンピュータ技術の現況と本書の問題意識
第1部 サービスVRとサービス業(VR技術のこれまで―バーチャル体験からメタバースまで;サービスVRの誕生―技術によるコンテンツの創出;サービスVR研究のいま―人間の身体と行動の変容を拡張する)
第2部 コロナ後のVRとサービス産業(ポストコロナ社会に向けての哲学―自律分散型システムの構築;リモート社会の進展とCSCW―様々なメディアを利用した共同作業支援技術;サービスデザインの課題とVRへの期待―ツーリズムを例として;サービスVRと社会)
第3部 メタバースとその世界(VRからメタバースへ―概念と技術と価値;メタバース空間と価値の循環―大規模VR経済圏は構築可能か?;メタバース空間のルール―ユーザ保護とその対策)
終章 VRと社会の相互関係―サービスのエッセンスに迫る努力
著者等紹介
廣瀬通孝[ヒロセミチタカ]
東京大学名誉教授、東京大学先端科学技術研究センターサービスVRプロジェクトリーダー。1954年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学工学部講師、東京大学工学部助教授、東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授、東京大学連携研究機構バーチャルリアリティ教育研究センター機構長などを歴任。工学博士。専門はシステム工学、バーチャルリアリティ、ヒューマンインタフェース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 編集者齋藤十一