内容説明
会計基準(第1部)と会計研究(第2部)を概観。国際会計基準や会社法など新しい動向を組み込む。日本の会計基準設定にも重要な役割を担ってきた著者による最新版の解説と展望。
目次
第1部 会計基準(会計と開示;概念と構造;利益の実現;費用の配分;配分と評価;金融商品;資本会計;連結と合併;会計基準の歴史)
第2部 会計研究(資本と利益の概念;価格変動と資本維持;利益の測定と情報開示;会計研究のパラダイム;利益情報と配当規制)
著者等紹介
斎藤静樹[サイトウシズキ]
1942年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。明治学院大学経済学部教授。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アルカリオン
11
間違いなく名著なのだが、最新第4版が2010年刊行であり、内容が古くなりつつあるので「これから学ぶ人」に薦められるかというとやや微妙。少なくとも過去10年の会計基準の変遷や動向を把握していて、それを補いながら読める人にとっては引き続き必読書と言える。2023/07/16
Great Eagle
0
しっかり勉強させて貰った本です。前半部分だけですけどね。読む前は、後半だけ読む価値あるのかなと思って読み始めましたが、案外面白くて読んでいるうちに、後半部分は理解不能になってしまった。ありゃま。でも、実用書よりもかかる学術書の方が良く理解できる気がするのは私だけでしょうか?2016/06/05
odachan
0
前半の内容自体は学部で学んできたことだけど、ここまで考えてこなかったことに反省した。著者から「ここまで考えてきましたか?」と言われた気分。後半(の一部)は会計研究について取り上げていた。2014/11/24