ハルキ文庫 卒業のカノン 穂瑞沙羅華の課外活動

著者名：機本伸司【著者】

角川春樹事務所（2022/08発売）

• ISBN：9784758440899

内容説明

二〇三〇年二月。日米共同研究の“宇宙太陽光発電”が、いよいよ実用段階を迎えていた。だが最終調整のなか、アメリカの施設で作業用ロボットが暴走、また日本側のシステムでもバグが発生する。さらに、出資者シーバス・ラモンに脅迫が……。事件解決のコンサルティングを依頼されたのは、天才女子高生の穂瑞沙羅華。だがそれは、発電用人工衛星を利用したテロリズムの幕開けだった！　沙羅華の未来と恋の行方は――？　『神様のパズル』スピンオフシリーズ、ついに完結！　（解説・乙部順子）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[木村 武史]

シリーズ最終巻。最後もまあまあでした。いつもより大人しめの沙羅華でしたが、とある依頼事を遂行中に大怪我を負ってしまい、より大人しくなってしまう。そんなこんなで、お兄さんとも出会い、本当の意味で「生きるとは何か」ということを理解する。ラストは、表紙のイラストを見て、もしかしたらと思ったら・・・。まあ、収まるべくして収まったという感じでした。

2020/08/29

[ソラ]

まだまだ続くのかと思ったらもうシリーズ完結。とてもあっさりとした結末だったし。シリーズ最初の頃はもっと理系！って感じだったけどだんだん読み易くなってきた気がする。

2017/05/27

[あぶらや]

ついに物語は大団円ヘ。しかし最終巻は結末にほっとしたものの作品としてはいまいちかなぁ。ハッピーエンドへの道筋をあまりに急ぎ過ぎた感があった。しかしこのシリーズは満足しました。

2020/01/26

[寒っ！！]

名前は気付かなかったな。敵役が妙にしょぼくなった感じだ。ラノベという感じにするなら恋のライバルがいたり男が妙にモテる風なのにしたらいいのに。

2017/07/22

[ほたる]

まさか完結するとは思いも寄らなかった！今回もSF小説として存分に楽しみませてもらいました。今までの総決算で沙羅華の成長が見られて満足。シリーズ恒例のセリフも読めてテンション上がりまくり！お疲れ様でした

2017/05/15