出版社内容情報
ディスクロージャー制度の中心をなす「企業会計」の果たす役割と意味を丁寧に解説する基本テキスト．現実の経済・企業活動のなかの「インフラ」としての会計制度のあり方が急速に変化し，その重要性が注目されている今日，連結，企業合弁，キャッシュフロー，デリバティブなどの最新の動向にも十分配慮した．また，新たな「財務諸表の標準様式」も付す．
２００３年３月 第２版刊行 ISBN4130421158 本体価格３２００円
内容説明
規制緩和による日本経済の建て直しは、他面で情報開示の充実を前提とするものであった。金融資本市場でも、投資家の自己責任原理が強調される一方で、ディスクロージャー制度の中心となる企業会計制度には、従来にもましてその拡充・強化が求められてきたのである。特に新世紀を目前にしたこの１０年ほどは、内外を問わず会計基準が急激に変わった時代であった。米国財務会計基準審議会（ＦＡＳＢ）や国際会計基準委員会（ＩＡＳＣ）のプロジェクトは、日本の会計基準にも大きな変化を促した。どれほどの深さかはともかく、それによって従来の教科書は、大半が全面的な書き換えを迫られている。本書は、そうした新しい会計基準を視野に収めたテキストである。
目次
第１部 会計基準（会計と開示；概念と構造；利益の実現；費用の配分 ほか）
第２部 会計研究（資本と利益の概念；価格変動と資本維持；利益の測定と情報開示；会計研究のパラダイム ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yotuba
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図書館には古い版しかなかった。第2部の会計研究だけ読了。2013/02/09
