出版社内容情報
企業を仕組み(アーキテクチャー)とみて、近年のコーポレートガバナンス改革の意味と課題、そして制度や政策が頻繁に変化する近年の状況のなかでの企業活動のあり方について、法制度と財務の両面から、また理論と実務の両面から、わかりやすく説明する。最新の学術的な動向と、実際の事例を盛り込み、初学者から実務家まで幅広く活用できる。
目次
第1章 コーポレートガバナンス改革(企業とは何か;所有と経営の分離;コーポレートガバナンス・コード)
第2章 資本コストは目に見えない(資本コストとは何か;将来の期待の意味;資本コストと価値;資本コストと利益指標)
第3章 企業と投資家の間の綱引き(株主は企業の所有者か;企業と株主を巡るルールの対立;株主と企業戦略;アクティビズム;集合行為の問題)
第4章 資本コスト経営は両刃の剣(測るものだけを手にできる;資本コスト経営の成功と失敗;幸福感への影響)
第5章 人々の多様性・創造性と金融市場(人々の多様性・創造性;企業と株主の変化;組織を人々に合わせる)
著者等紹介
朝岡大輔[アサオカダイスケ]
明治大学大学院商学研究科准教授、京都大学経営管理大学院客員准教授。東京大学法学部卒、University of California at Berkeley,MBA(top 5%)、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了、博士(学術)(Ph.D.)。日本証券アナリスト協会試験委員、国土交通省の委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 星の墓標 ハヤカワ文庫