出版社内容情報
日本経済の長期停滞は、一体何によってもたらされ、そのなかでどのような変化が生じていたのか。転換期にある日本経済を捉える。
目次
第1部 ポストバブル期のマネタリーマクロエコノミクス(誰がモニターをモニターするのか―金融機関の規律づけと実体経済のパフォーマンス;乗数理論およびインフレ理論のミクロ的基礎―デフレイションは本当に悪か?;90年代の日本の労働市場―技術進歩とグローバル化を中心に;抵当権に関する優先権侵害が企業価値に及ぼす影響について;金融の不安定性と景気循環)
第2部 ポストバブル期のフィスカルエコノミクス(社会資本の生産性効果の非線形性―大都市圏データを用いた再検証;分野別社会資本の限界便益に関する地域間比較―地価関数と税収関数を用いた推計;実証分析で明らかにした我が国の地方債制度の問題点;競争促進的な公共投資と経済厚生)
著者等紹介
大瀧雅之[オオタキマサユキ]
東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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