内容説明
ウイルスって、しってる?どのくらい小さいの?どこにいるの?どうやってふえるの?新しいウイルスって…?ウイルスをしると、ヒトのからだのこと、地球の生きもののこともわかってくる。小さなウイルスの大きな世界をさあ、のぞいてみよう。
著者等紹介
伊沢尚子[イザワショウコ]
東京都出身。千葉大学園芸学部卒業。体験を通して科学の楽しさを伝えるサイエンスライター
坂井治[サカイオサム]
埼玉県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アニメーション・イラストレーション・絵本など様々な創作活動をしている。株式会社ロボット所属
中屋敷均[ナカヤシキヒトシ]
福岡県出身。京都大学農学部卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や菌類のウイルスやトランスポゾンの研究。『ウイルスは生きている』(講談社現代新書)で第32回講談社科学出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
23
2021年3月発行。「ウイルス」ということばを毎日聞いて1 年以上。けれどもウイルスっていったい何?と的確に答えるのはむずかしい。わかりやすく、図解でイメージしやすく教えてくれる。(E75)2021/03/18
南
18
ウイルスの大きさを、人と地球の対比と同じだよ、と教えてくれるなんて、分かりやすくて嬉しい。胎盤のつくりも、昔ウイルス感染したことでできたようで、フムフムと読んでしまった。2023/10/05
スパナ
2
ウイルスの種類、大きさ、感染の仕組みなどを分かりやすい文と楽しい絵で教えてくれます。(感染は楽しくないけど) 新しいウイルスは野生動物からうつること、そういったウイルスが出てきて人を困らせるのは、人が自然の中に踏み込み過ぎているからだとか、都市化や飛行機などの文明がウイルスを広げやすくしているという深い話も楽しい絵で教えてくれます。(楽しくないけど)2021/05/08
Hideki Ando
1
子どものために読んだが、かなり専門的な本となっている。基本的にウイルスについてそこまで人類が知りえるところは少ないということがきちんと示されている。未知のウイルスは多いが、過去は進化の過程で共存もしていたことも示されており、かなり水準は高い。ナショジオを読むくらいの大人レベルといった感じがする。2022/04/25