内容説明
「…ツノガナイオニ」轢き逃げされた男の最期の言葉だ。被害者は、幼馴染みの新聞記者・勝田に手紙を遺していた。しかし、勝田は暴漢に襲われ、封筒を奪われてしまう。下町仲間の応援を得て、作家の助手兼フリーライターの神尾一馬と事件の真相に迫る勝田。それは連続殺人劇の序章にすぎなかった。旅情ミステリーの新星、四社一斉文庫書下ろしデビュー。
著者等紹介
高梨耕一郎[タカナシコウイチロウ]
東京生まれ。1969年、日本大学商学部を卒業。技術系の企業を運営しつつ執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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