日本の貧困研究

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130402279
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

人口減少と高齢化が進み,先行き不透明感が漂う中で「自己責任」が叫ばれる時代.日本に住む人すべてに,貧困転落の危機が迫ろうとしている.貧困は,もはや豊かな国のごくごく小さな問題,では済まされない.格差論議の中でも見落とされがちな現実に,経済分析を通じて迫る.

内容説明

いま日本社会には、過去の時代のように餓死する人々が多数存在するわけではない。しかし、高齢化、雇用の不安定化、低経済成長、社会保障の弱体化などを背景に生活困窮者が増え、現代の「貧困」は深刻化している。この国の未来を憂い、貧困撲滅を訴える著者による、貧困問題の経済分析・政策提言の決定版。

目次

第1章 日本の貧困の歴史
第2章 先進国の貧困
第3章 日本の貧困―1990年代以降の変化
第4章 生活保護制度の貧困削減効果―公的年金制度との比較
第5章 “貧困との戦い”における最低賃金の役割
第6章 人々は貧困をどのように捉えているのか―所得分配の価値判断に関する実証分析
第7章 所得格差の拡大と貧困
第8章 社会的排除とベーシック・インカム構想
第9章 生活の質と貧困―相対的剥奪が生活満足度に与える影響の実証分析
第10章 岐路に立つ日本社会―変容の中で貧困問題にどう取り組むか

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院、米ジョンズ・ホプキンス大学大学院修了(Ph.D.)。京都大学大学院経済学研究科教授

浦川邦夫[ウラカワクニオ]
1977年生まれ。慶応義塾大学商学部卒、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科博士課程3年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴろし

0
読み終わったので、TLOへ。2015/01/04

MADAKI

0
【社会の構造問題としての貧困】橘木先生はパネル分析やアンケート分析などの研究手法を用いていろいろな分野に研究の手を広げているが、本書は貧困について、大規模世帯調査の個票を用いて考察を行う。特に印象的だった知見は、日本におけるひとり親家庭、特にシングルマザーの相対的な貧困率が圧倒的に高いということ。昨今生活保護受給者が自称愛国者から非難を受けるという不毛すぎる社会対立が生じているが、本書のように客観的な分析を基にした福祉・救貧政策の着実な遂行は為政者の政治的信条にかかわらず必須となろう。

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