目次
序章 毛沢東時代の中央地方関係と中央局―新たな理解へ
第一章 大行政区の廃止をめぐる政権内力学―広域統治機構の成立と継承
第二章 地方分権と中央集権の間―大躍進運動における経済協作区の変容を中心に
第三章 中央集権化と中央局統治のジレンマ―一九六〇年代初期の中央局の経済管理機能を中心に
第四章 一九六〇年代の政治統制からみた各中央局の統治方針
第五章 中央局体制の再強化から消滅へ―戦争準備計画を中心に
第六章 改革開放への道―秩序の再建と広域統治機構
終章 広域統治機構の研究の意義と展望
著者等紹介
黄喜佳[コウキカ]
1990年台湾・台北市生まれ。武蔵野大学法学部政治学科専任講師。専門は中国政治論・現代中国政治外交史、博士(法学)。国立台湾大学政治学系卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。同研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター特任研究員を経て、2024年4月より現職。本書のもとになった博士論文において第22回アジア太平洋研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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