出版社内容情報
「グローバル化」とは単なる流行語ではなく、イデオロギーでもない。それは経済環境にとどまらず、文化や宗教、社会政策と福祉国家、国民の構成をも激変させている。階層や社会構造をどう変え、そこでの変革主体は誰で、どのような闘争が行われているのか、に正面から答える。
内容説明
市民、情報、宗教、福祉、社会運動。世界はどう変わっていくのか。
目次
序 「グローバル化」による社会変動と変革主体
1 コスモポリタン社会とその敵―世界市民主義宣言
2 情報のグローバル化と国民文化・サブカルチャー
3 移民の定住化とイスラームの移植
4 グローバル化と福祉国家―コスモポリタニズムの社会政策のために
5 NGOのグローバルな展開と国際社会の変動
6 グローバリゼーションと世界諸地域の原理主義運動―「社会サービスの提供」に注目して
7 社会変動と変貌する国際社会―植民地支配・冷戦・グローバル化とザンビアの労働移動
著者等紹介
小倉充夫[オグラミツオ]
津田塾大学学芸学部教授
梶田孝道[カジタタカミチ]
一橋大学大学院社会学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 温帯果樹園芸