輝く星―ホピ・インディアンの少年の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885031786
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

19世紀なかばのアメリカ大陸。ホピ・インディアンの村がスペイン人の襲撃を受け、拉致された子どもたちが奴隷として白人に売られた。ロマを買ったのはビーバー獲りの猟師ビッグ・ジム、粗野だが気のいい山男だった。だけど、なぜビーバーを殺すのか、ロマにはわからない。雪深い山に入ったそんな二人に思いがけない出来事が…。揺れるロマの心に一筋の光を投げかけたのはメディスンマンの老人の言葉だった。

著者等紹介

プライス,ジョアン[プライス,ジョアン][Price,Joan]
アリゾナで生まれてアリゾナで育った。現在もアリゾナのスコッツデールで暮らし、メサ・コミュニティー・カレッジの名誉教授として哲学および宗教学を教える。幼いころからアリゾナの砂漠に暮らす先住民たちと交流し、彼らの信頼を得、キバにおけるホピの儀式や、ナバホの病気治癒のための儀式に招待された数少ない白人女性のひとり。これまでにネイティブ・アメリカンを題材にして数冊の小説を書いている

北山耕平[キタヤマコウヘイ]
1949年神奈川県に生まれて東京で育つ。大学卒業後、雑誌『宝島』の編集に携わる。’76年に特派員として渡米。’79年、運命的にネイティブ・アメリカン・ピープルの世界につかまり、その時以来、個を越えて「日本人」のルーツを探す旅をはじめるなか、ネイティブ・モンゴロイドの間に残されているストーリー・テリングの技法を学び続ける
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさしぶり

4
平成16 荒れた心に沁みるような本でした。再読。奴隷として買われた平和の民ホピの少年が猟師の心溶かしてゆく。(いのちをいただく)の本当の意味って‥地球で与えられたいのちを差し出し体を作る栄養となってもらうこと。途中出会う医術師なる老人が生きる標べのもとを提示してくる。 外国ものは翻訳いかんで読み易さが変わる古典ものもしかり、それを考慮して読む必要あると思う。2019/02/14

あさこ

3
ホピの少年の体験と物語が教えてくれる、いつ、どんな状況でも自分の道を行けること。同時に世界と調和して生きること。2009/12/11

ピコ

2
また読みたい本。2013/05/29

かめ

2
なんか主人公のロマが純粋というか綺麗で、彼を奴隷に買った男が変わってしまうのも分かる気がした2013/03/28

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