出版社内容情報
2023年10月7日のハマースなどによるイスラエルへの越境攻撃は、世界に衝撃を与えた。いまもなお、混迷を深め、収束が見えないガザ情勢とイスラエル・パレスチナを取り巻く国際関係を気鋭の研究者が分析する。この紛争は国際社会に何を投げかけ、私たちはどのように向き合っていくべきなのか?
内容説明
2023年10月7日のハマースによる越境攻撃は、世界に衝撃を与えた。この紛争の現状とイスラエル・パレスチナを取り巻く国際関係を気鋭の研究者が分析する。
目次
1 イスラエル・パレスチナ情勢(緊迫するガザ情勢と今後の見通し;イスラエルの平穏を破ったパレスチナの絶望―「10・7」開戦の経緯;イスラエルの世論はどう動いたか―越境攻撃の世論調査から見る;ガザの陰に隠れた苦境―イスラエル、東エルサレム、西岸のパレスチナ人)
2 イスラエル・パレスチナを取り巻く国際関係(感情とプラグマティズムの狭間で―トルコのガザ紛争に対する対応;石油武器戦略から仲介外交へ―ガザ紛争をめぐる湾岸諸国の対応の検討;ガザ危機とアメリカ;イスラエル・ガザ紛争と国際人道法―Lawfareの彼方に希望はあるか?;国際連合とガザ情勢―和平の可能性;日本の対中東・パレスチナ政策の展開)
著者等紹介
鈴木啓之[スズキヒロユキ]
東京大学大学院総合文化研究科スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授。1987年生まれ。2010年東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程アラビア語専攻卒業。2015年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程満期退学。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員PD(日本女子大学)、日本学術振興会海外特別研究員(ヘブライ大学ハリー・S・トルーマン平和研究所)を経て、2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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