出版社内容情報
さまざまな解釈論が錯綜する状況の中で,一貫した法解釈を展開し,刑法各論の理論化を計り法の公平性の実現をめざす.各論をテーマに多くの独創的な研究を重ねてきた著者の初めての体系書.判例・学説をふまえた核心をつくシャープな解釈を展開.
内容説明
各論の理論化、豊富な判例分析をふまえた、一貫した解釈論の展開により法の公平性の徹底を計る。本格的体系書。
目次
第1編 個人的法益に対する罪(人の生命に対する罪;身体に対する罪;自由に対する罪 ほか)
第2編 社会的法益に対する罪(公衆の安全に対する罪;文書偽造の罪;公衆の感情に対する罪)
第3編 国家的法益に対する罪(国家の存立に対する罪―内乱・外患の罪;国家の作用に対する罪;国交に関する罪 ほか)