出版社内容情報
設立から半世紀余り、東南アジア全域を覆うようになったASEANは、いかにして対立を乗り越えて協力を成し遂げ、域外国・地域と向き合ってきたのか。EUの超国家主義に対比される政府間主義の観点からASEANという地域機構の政治力学の全体像を描き出す。
目次
序章 ASEANをどうとらえるか
第1章 脱植民地化・冷戦とASEAN
第2章 ASEANの政策決定
第3章 政治安全保障
第4章 経済統合
第5章 非伝統的安全保障
第6章 域外国・地域との関係
終章 ASEANはどこに向かうのか
著者等紹介
鈴木早苗[スズキサナエ]
1975年愛知県に生まれる。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。