歴史学の縁取り方―フレームワークの史学史

個数:

歴史学の縁取り方―フレームワークの史学史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月28日 19時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130262675
  • NDC分類 201.2
  • Cコード C3020

出版社内容情報

歴史学はいかなる知的枠組み(フレームワーク)のもと形づくられてきたのか.その時代の状況にも対応し,切りひらかれてきた歴史学は,その枠組みがときには批判されつつも,継承されてきたことを史学史的に論じる.これからの歴史学にとって必要な手がかりを示す.

目次

序章 「事実をして語らしめる」べからず―職業としての歴史学
第1章 戦後日本の経済史学―戦後歴史学からグローバル・ヒストリーまで
第2章 「転回」以降の歴史学―新実証主義と実践性の復権
第3章 「封建」とは何か?―山田盛太郎がみた中国
第4章 経済史学と憲法学―協働・忘却・想起
第5章 歴史学研究における「フレームワーク」―インド史研究の地平から
第6章 「小さな歴史」としてのグローバル・ヒストリー―一九五〇年代の新潟から冷戦を考える
第7章 読者に届かない歴史―実証主義史学の陥穽と歴史の哲学的基礎

著者等紹介

恒木健太郎[ツネキケンタロウ]
1979年生。2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科で博士学位を取得。現在、専修大学経済学部准教授

左近幸村[サコンユキムラ]
1979年生。2012年、北海道大学大学院文学研究科で博士学位を取得。現在、新潟大学経済科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飛燕

2
シンポジウム+αの寄稿から成る論集で、経済方面の史学史的な論稿が多かった。長谷川貴彦氏の文章は欧米圏を中心とした近年の歴史学の動向をわかりやすくまとめてくれており、とくに参考になった。ただ、副題でもあり、論集全体のテーマに掲げられている「フレームワーク」という語は寄稿者によって語用がまちまちの印象を受けた。というより、そもそもこの語に明確な定義がされていないように思う。でもテーマに設定されているから各寄稿者がむりやり使っている、という感じ。2021/12/09

check mate

1
経済史学における「フレームワーク」の意義と機能について。高橋幸八郎のフランス革命論が憲法学に与えた影響など。2020/11/06

ぽん

0
編著ゆえか、「フレームワーク」の捉え方が論者によってバラバラ。「パラダイム」とどう違うのか、普通の学史とどう違うのか。フレームワークそのものへの論及があまりない気がする。学説上の論争やパラダイムの転換が実は同じフレーム内の議論に過ぎなかった、みたいのを期待してたのに。/第6章は「成功」にもかかわらずフレームワークから抜け落ちてしまった歴史を扱っており、興味をそそる。しかしなぜこれをグローバルヒストリーとして論ずる?/一番面白かったのは小野塚先生の第7章。「読者」という観点でフレームワークを問い直している。2021/01/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16433948
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品