比叡山と室町幕府―寺社と武家の京都支配

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比叡山と室町幕府―寺社と武家の京都支配

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  • サイズ A5判/ページ数 379,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130262293
  • NDC分類 210.46
  • Cコード C3021

出版社内容情報

比叡山延暦寺を中心とした寺社勢力と連立することによって実現した室町幕府の支配構造を分析し、中世の国家体制の転換点に迫る。

中世後期,武家政権として初めて京都を拠点とした室町幕府の支配の実態から新たな中世像を描く.比叡山延暦寺を中心とする寺社勢力が行使した権力のあり方を祇園社・北野社の史料から解明し,それと連立することによって実現した室町幕府の支配構造を分析し,中世の国家体制の転換点に迫る.

序 山門系寺社勢力をめぐる研究史と本書の課題
第一部 南北朝期の山門・祇園社と室町幕府
第一章 山門・祇園社の本末関係と京都支配
第二章 室町幕府の成立と祇園社領主権
第二部 中世後期北野社の支配構造
第一章 北野祭と室町幕府
第二章 北野社西京七保神人の成立とその活動
第三章 戦国期北野社の闕所
第三部 本末関係と中世身分制
第一章 中世寺社の公人について
第二章 中世犬神人の存在形態
第四部 山門―幕府の京都支配
第一章 山門集会の特質とその変遷
第二章 室町幕府の京都支配
結 町共同体の成立――総括と展望

【著者紹介】
三枝暁子:立命館大学文学部准教授

目次

山門系寺社勢力をめぐる研究史と本書の課題
第1部 南北朝期の山門・祇園社と室町幕府
第2部 中世後期北野社の支配構造
第3部 本末関係と中世身分制
第4部 山門‐幕府の京都支配
町共同体の成立―総括と展望

著者等紹介

三枝暁子[ミエダアキコ]
1973年埼玉県に生まれる。1995年日本女子大学文学部史学科卒業。2003年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員。2005年立命館大学文学部任期制講師。2006年博士(文学、東京大学)号取得。現在、立命館大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ikkoku-Kan Is Forever..!!

3
①中世の日本社会について考えよう→②中世の日本社会は王朝勢力×武家勢力×寺社勢力によって構成されている→③中世後期には日本の首都(京都)にその三勢力が対峙した→④従来、王朝勢力×武家勢力(朝幕関係論:主に佐藤進一が提唱した幕府による朝廷の権限吸収論)の研究は進むが寺社勢力は無視されている→⑤だが京都を支配した比叡山の史料は信長に焼かれてしまった→⑥ならば比叡山の子分だった祇園社や北野社に注目して、そこから(下から)当時の社会を描いてみよう。問題提起とアプロ-チが明快だと門外漢にも読みやすい。美しい学術書。2016/12/29

陽香

2
201109212017/05/08

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