出版社内容情報
太平洋戦争直後の昭和22年,当時の経済安定本部(現経済企画庁)によって構想・実施された[戦争被害総合報告書]の完全翻刻.戦争被害と残存国富,その府県別被害の人的・物的内容など,得難い史料が累積されている.なお,「広島,長崎に於ける原子爆弾に依る物的被害」は初公表.
内容説明
本書は太平洋戦争直後の昭和22年、当時の経済安定本部(現経済企画庁)によって構想・実施された「戦争被害総合報告書」の完全翻刻。戦後50年の節目に、改めて戦争被害の規模と実態が再確認できよう。なお、「広島、長崎に於ける原子爆弾に依る物的被害」は初めて公開される資料。
目次
1 今次戦争による国富被害算定方法
2 我国経済の戦争被害
3 残存国富と間接被害
4 太平洋戦争による我国の被害総合報告書
5 広島、長崎に於ける原子爆弾に依る物的被害
6 広島、長崎に於ける原子爆弾に依る物的被害算定方法
7 原爆調査日誌
8 太平洋戦争による我国の被害調査における調査要領並びに資料出所
9 戦争被害復旧状況
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