海がはぐくむ日本文化

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  • サイズ A5判/ページ数 255,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130251464
  • NDC分類 220
  • Cコード C1321

出版社内容情報

寧波から博多、沖縄、そして平泉へ――多彩なテーマが海域交流のダイナミズムと「日本文化」の形成過程を浮かびあがらせる。

寧波を出航した文化の種子は,博多や沖縄に上陸し,平泉にまでいたる各地ではぐくまれ花ひらかせてきた.造船技術,祭礼,絵画など多彩な素材を連ねることで,「日本文化」の形成過程と,海を越え,時代を越えた交流の全体像を浮かびあがらせる.

プロローグ 異文化を咀嚼しつづけた先人たち
第I部 寧波からの出航
一 海路をはさんで向かいあう海と川の港町
二 中国古伝承のなかの海
三 一五世紀寧波が見た東アジア絵画
四 一六―一七世紀の中国沿海の海禁
五 満洲人の北京
六 イギリスから眺めたアジアの都市
第II部 玄界灘の潮風
一 戦国大名と海・船・交易
二 両浙地域の仏教と日本
三 建盞から天目へ
四 長崎唐通事と読書
五 沖縄マーラン船を科学する
第III部 吾妻路の面影
一 日本に庶民の学校ができるまで
二 朱舜水の語った中国の科挙制度
三 江戸時代和文の生みの親
四 尾張徳川公の愉しみ
五 その物語は海域を越えて
第IV部 雪降る金色堂
一 発掘された古代の書物
二 哭き祭の音風景
三 平泉と東アジア海域交流

海域の“みちのく”、そしてその先へ

【著者紹介】
小島 毅
小島 毅:東京大学大学院人文社会系研究科教授

内容説明

寧波を出航した文化の種子。博多や沖縄に上陸し、平泉にまでいたる各地ではぐくまれ、花ひらかせてきた。海と時代を越えた、交流の全体像を描く。

目次

第1部 寧波からの出航(海路をはさんで向かいあう海と川の港町―博多と寧波;中国古伝承のなかの海 ほか)
第2部 玄界灘の潮風(戦国大名と海・船・交易;両浙地域の仏教と日本 ほか)
第3部 吾妻路の面影(日本に庶民の学校ができるまで―閑谷学校の場合;朱舜水の語った中国の科挙制度 ほか)
第4部 雪降る金色堂(発掘された古代の書物―漆紙文書「古文孝経」;哭き祭の音風景―平泉に残る「哭喪」の静かなる余韻 ほか)

著者等紹介

静永健[シズナガタケシ]
九州大学大学院人文科学研究院准教授。中国古典文学

小島毅[コジマツヨシ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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さとうしん

1
シリーズ最終巻ということで前五巻分の話題を全部詰め込んだ感があります。本書で取り上げられている平泉について、にんぶろで世界遺産登録の推進なんてのもやってたんですね。明の遺民として日本にやってきた朱舜水が、進士にもなっていないのに日本の人々から明国では状元だっただの翰林学士だっただのと誤解され、もてはやされていたたまれなくなり、そうではないのだと訂正したという話や、彼自身は科挙制度に批判的だったという話が印象に残った。2014/10/24

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