多元的無知―不人気な規範の維持メカニズム

個数:

多元的無知―不人気な規範の維持メカニズム

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月23日 14時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130161268
  • NDC分類 361.44
  • Cコード C3011

出版社内容情報

集団規範が個々の構成員に支持されていないにもかかわらず、集団レベルでは維持されてしまう「多元的無知」現象の生起から維持までのメカニズムやダイナミックなプロセスについて実証的に検討し、マイクロ(個人)・マクロ(社会環境)両面からの包括的解明を目指す。

目次

多元的無知とは
第1部 多元的無知を生み出す認知メカニズム(多元的無知はどのように生起するのか(研究1)
多元的無知が維持されるメカニズム(研究2))
第2部 多元的無知が生じやすい社会環境の検討(関係流動性の高さと多元的無知の関係(研究3)
居住地流動性の高さと多元的無知の関係(研究4))
第3部 ビジネスの現場を対象とした応用的研究(個人のパフォーマンスと転職行動との関連(研究5)
職場における多元的無知とその帰結(研究6)―職場間比較の視点)
第4部 不人気な規範が解消されるには(本書のまとめ―多元的無知を引き起こす認知・環境要因と個人差;本書の社会的・文化的・実践的意義と展望)

著者等紹介

岩谷舟真[イワタニシュウマ]
東京大学大学院人文社会系研究科助教。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、同大学大学院総合文化研究科特任研究員を経て、2021年4月より現職。主な論文に、「多元的無知の先行因とその帰結―個人の認知・行動的側面の実験的検討」(共著、『社会心理学研究』第31巻第2号、2015年、日本社会心理学会奨励論文賞受賞)、「多元的無知の先行因についての検討―他者の選好推測に注目して」(共著、『実験社会心理学研究』第57巻第1号、2017年、日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞受賞)他

正木郁太郎[マサキイクタロウ]
東京女子大学現代教養学部専任講師。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、同研究員などを経て、2021年4月より現職。主な著書に、『職場における性別ダイバーシティの心理的影響』(東京大学出版会、2019年、日本社会心理学会出版特別賞受賞)他

村本由紀子[ムラモトユキコ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、京都大学総合人間学部、岡山大学文学部、横浜国立大学経営学部を経て、2011年10月より東京大学大学院人文社会系研究科准教授、2018年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品