出版社内容情報
私たちはいまだフリードリヒ・キットラーを知らない。文化研究・メディア研究の巨人であるキットラーの理論を通時的・共時的に検証し、その連続性と変遷を体系的に描く初の試み。主要著作を五期に区分し、思想的背景とともに理論の全体像を明らかにする必携の書。
【目次】
序章 フリードリヒ・キットラーを引き継ぐために
第1節 問題の所在/第2節 先行研究/第3節 本書の読解方針/第4節 本書の構成
第1章 書き取りシステムの理論:一九七〇年代~一九八〇年代初頭
第1節 はじめに/第2節 キットラーの文学研究/第3節 キットラーの批評理論の背景/第4節 キットラーと戦後ドイツの文学研究/第5節 おわりに
第2章 技術的メディアの理論:一九八〇年代前半
第1節 はじめに/第2節 キットラーの文学研究とメディア論/第3節 キットラーの技術的メディア論の背景/第4節 キットラーとメディア論的文学研究/第5節 おわりに
第3章 メディアシステムの理論:一九八〇年代後半~一九九〇年代前半
第1節 はじめに/第2節 キットラーのメディア史/第3節 キットラーとシステム理論/第4節 キットラーと戦争/第5節 おわりに
第4章 コンピュータの理論:一九八〇年代末~一九九〇年代
第1節 はじめに/第2節 キットラーのコンピュータ論/第3節 キットラーのメディア実践/第4節 キットラーとデジタルメディア論/第5節 おわりに
第5章 ヨーロッパ文化史の理論:二〇〇〇年代
第1節 はじめに/第2節 キットラーのヨーロッパ文化史/第3節 キットラーとドイツ思想/第4節 キットラーと文化技術論/第5節 おわりに
終章 フリードリヒ・キットラーに抗うために
第1節 総括/第2節 展望
あとがき



