内容説明
本書は、企業や自治体などの環境会計の勉学を目指す学生、環境会計の導入や改善を図っている企業や自治体の担当者への役立ちを目的としている。著者が1970年代に展開された社会責任会計(企業社会会計)に取組んで以来の環境会計の研究に加えて、旧環境庁による『環境会計ガイドライン』の策定や、環境マネジメント関連の国際規格に関する議論および自治体の環境会計の構築などに関わった経験を踏まえて、環境会計の基礎的理論を説くとともに、環境会計導入の実状および課題などを明らかにした。
目次
第1章 企業の持続可能性
第2章 環境配慮型マネジメントの定量評価
第3章 内部環境会計
第4章 外部環境会計
第5章 自治体の環境会計
第6章 環境報告書
著者等紹介
河野正男[カワノマサオ]
1963年横浜国立大学経済学部卒業。1969年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得退学。同年独協大学経済学部専任講師、以後助教授、教授を経て、1983年横浜国立大学経営学部教授。1999年横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授、現在に至る。2000年一橋大学博士(商学)
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