内容説明
第14回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。詩画比較論の新たなステージへ。東西思想往還のダイナミズムを捉えた詩情豊かな美学史。
目次
一九二〇年代から六〇年代の中国美学
第1部 二〇世紀中国美学の基本的枠組み―朱光潜と宗白華(朱光潜の『ラオコオン』論の変遷(上)
朱光潜の『ラオコオン』論の変遷(下)
宗白華による古典哲学に基づく近代中国美学
「気韻生動」論の近代化―中国美学を再構築するための枠組み)
第2部 二〇世紀中国美学の刷新―銭鍾書の文学論(銭鍾書による学問的枠組みの刷新;銭鍾書の文学論;銭鍾書の『ラオコオン』論の形成背景―呉〓の受容)
二〇世紀中国美学
著者等紹介
丁乙[テイオツ]
1993年 中国上海生まれ。2023年9月 博士号取得(文学)。東京大学東洋文化研究所東アジア藝文書院特任研究員、独立行政法人日本学術振興会外国人特別研究員(PD・京都大学)を経て、2024年10月より北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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