内容説明
刑事司法は性暴力加害者をどのように扱ってきたのか。強姦加害者の責任を問う法のあり方をジェンダーの視点から検証し、性暴力加害者の責任を問う法のあり方を提言し衝撃を与えた元版に、2017年の性犯罪についての刑法改正以降の状況を増補。
目次
序章
1章 性犯罪処罰規定と政策の歴史
2章 強姦事件における犯行動機の立証
3章 加害性の追及
4章 強姦加害者の語り
終章
増補 性暴力を許さない社会のために
著者等紹介
牧野雅子[マキノマサコ]
1967年富山県生まれ。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員、京都大学非常勤講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。社会学、ジェンダー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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