知の生態学の冒険J・J・ギブソンの継承<br> アフォーダンス―そのルーツと最前線

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知の生態学の冒険J・J・ギブソンの継承
アフォーダンス―そのルーツと最前線

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130151894
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3311

出版社内容情報

J・J・ギブソン発案の最重要概念であるアフォーダンス。その実相や可能性について心理学の歴史を遡ることで辿り、神経科学との接点をも探る。さらには対人関係や社会制度における社会的アフォーダンスを論じ、「流体の存在論」へといたる、シン・アフォーダンスの書。?? ?

内容説明

「アフォーダンスは常に環境の側に実在している」。アフォーダンス理論の成立から、最前線までを包括的に論じる、シン・アフォーダンスの書。

目次

第1章 心の科学史から見たアフォーダンス(知覚をどう理解するか―近代哲学の観念論;精神物理学から実験心理学へ;ゲシュタルト心理学の挑戦;ギブソン知覚論の骨子;アフォーダンスの概念)
第2章 アフォーダンスから見た脳―レゾナンスの神経科学に向けて(ギブソンとメルロ=ポンティの並行性―生態学的心理学と現象学;メルロ=ポンティによる「身体図式」概念の拡張;マトリックスとしての脳;アフォーダンスの神経科学;レゾナンスの神経科学に向かって)
第3章 社会的アフォーダンスと環境とのエンカウンター(社会的アフォーダンスの効用;アフォーダンスと意味 ほか)
第4章 ギブソンを超えて―海流的アプローチと存在即情報論(流体の存在論―気象学的・海洋物理学的アプローチ;身体気象;認識と情報;存在即情報としての生態系;情報化による即自存在の生成)
第5章 知の生態学の冒険、ふり返りと今後の展望

著者等紹介

河野哲也[コウノテツヤ]
1963年東京生まれ。立教大学文学部教育学科教授。博士(哲学)。専門は哲学、倫理学、教育哲学。NPO法人「こども哲学・おとな哲学アーダコーダ」副代表理事

田中彰吾[タナカショウゴ]
1971年生まれ。2003年、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東海大学文明研究所所長。2013‐14年、2016‐17年にかけてハイデルベルク大学にて客員研究員。専門は現象学的心理学、および身体性哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shin_ash

6
知の生態学シリーズの最終巻でシリーズのまとめ的な位置付けでもあるアフォーダンスの最新の書である。佐々木先生のアフォーダンスの本よりは、より大胆で突っ込んだ解説と考察になっている様に思える。アフォーダンスの理解がだいぶ進んだ様な気がするものの、まだまだ血肉になるには程遠い理解である。それでも、なんとなくでも現象学からプラグマティズム、二項過程と三項過程の違い、身体性や「図と地」ゲシュタルト心理学などの繋がりが見えて来たような気がする。また、本書には出てないが自由エネルギー原理や能動的推論も繋がりが見えて来た2023/11/08

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