出版社内容情報
(I)乳児・幼児・児童 (II)青年・成人・老人 生涯発達の視点に立って,胎児・乳児から成人・老人までの領域全体を概観する入門書.基礎から最新の知見まで視野におさめ,全体のバランス,簡潔でわかりやすい表現に意を払い編集された信頼できる教科書.
目次
第1章 青年・成人・老人を生涯発達に位置づける
第2章 青年の人格発達
第3章 青年の知的発達
第4章 性役割
第5章 青年期のつまずきと臨床
第6章 青年から成人へ
第7章 中年期の発達
第8章 老人の知的能力
第9章 老年期のソーシャル・サポート
第10章 老人の幸福感
第11章 老人の臨床
第12章 死の受容
第13章 発達研究の方法
第14章 発達心理学の新しい展開―生涯発達心理学とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なこ
8
自我同一性の確立には、過去の自分、在りたい自分、社会からの期待との一致が必要と記載されていた。自分だけが「自分はこれで良い」と思うのではなく、周りからも認められないといけないことに、少し残念な気持ちと妙に納得もした。よく「自分らしく」と耳にするが、結局ある程度周りから認められなければ自分らしくあることは出来ないのだと思う。しかしそれでも、過去からの自分を受け止め、未来に向かって自分の生き方に統合していくことは、自分の意志で出来ることである。その生き方を選び取った自分に責任を持たなくてはならない。2022/11/06
S@YOPECO
1
暗っ。発達心理は、管轄外。老人の発達心理にかなりの頁を割いていて、それがまた暗い!筆者の主観が多い。データが古い→信頼性あるんだろうか・・・。この1冊では、偏った考えしか得る事ができまへん。
アン・コーデリア
0
発達心理学Ⅱ〔教科書〕
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- 中国人は見ている。 日本経済新聞出版