出版社内容情報
目、耳、口の三重苦の中にいたヘレン・ケラーは、サリバン先生の愛情と努力で、苦しみをのりこえ、大学まで卒業した。日本をはじめ全世界をまわり、障害者たちに愛の手をさしのべた「奇跡の人」ヘレン・ケラーの伝記。
「あなたのランプの灯を、もう少し高くかかげてください。見えない人びとの行くてを照らすために・・・」今もなお世界の人々に呼びかけているヘレン・ケラーの声は、世界の障害者たちに愛と勇気を与えつづけています。ヘレン・ケラーは、1歳半のとき、原因不明の高熱のため、三重苦の不幸にみまわれました。暗闇の底にいたヘレンが6歳の時、家庭教師としてサリバン先生が招かれました。野生児のようなヘレンを見たサリバン先生は、彼女を感受性豊かな人間に育てようと決心します。深い愛情と血のにじむような努力の教育が始まりました。少しずつ心の窓を開いていったヘレンは、文字を覚え、ことばを覚え、発声法まで獲得します。そして三重の苦を背おいながら、女学校へ入学し、大学まで卒業して「奇跡の人」といわれるまでになりました。大学を卒業したヘレン・ケラーは、日本をはじめ全世界の国ぐにを回り、87歳の生涯をかけて、自分と同じような苦しみの人びとを勇気づけました。ヘレンの活躍のかげには、サリバン先生のすべてをかけた教育と、両親の愛の力、ベル博士を始め、まわりの人びとのあたたかい協力があったのです。「三重苦の聖女」ヘレン・ケラーの生涯を、まんがで描いた最新の伝記です
目次
第1章 光の日び
第2章 暗やみの少女
第3章 サリバン先生
第4章 流れこむことば
第5章 ひらけゆく世界
第6章 ふたりの旅路
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