出版社内容情報
日本固有の土壌、西欧起源の「近代」、ポストモダンなどの複雑な断層を抱え動揺している日本の近代法の立ち位置を解説する。
日本固有の土壌,西欧起源の「近代」,ポストモダン状況などの幾重の断層を抱えて激しく動揺している日本の近代法.〈法〉なるものの未来を構想するための思想史のパースペクティブ.
【著者紹介】
村上 淳一
村上淳一:東京大学名誉教授
内容説明
名著の復刊。日本における“法”的なるものの未来を構想する。
目次
1 日本の伝統的法秩序
2 西洋近代法の受容
3 法解釈理論の展開
4 西洋近代法の歴史的前提
5 仮想現実としての近代法
6 ポストモダンの法秩序
著者等紹介
村上淳一[ムラカミジュンイチ]
1933年京都に生れる。1956年東京大学法学部卒業。1993年東京大学名誉教授。1993年~2012年3月桐蔭横浜大学法学部教授。2001年12月~日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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